アプリのデータからダッシュボードを構築する
更新日 Aug 9, 2026
今月はいくら使ったか、予算を超えている取引先はどこか、未処理の注文はどこにあるか。ダッシュボードは、こうした月曜の朝の疑問に、ピボットテーブルを作り直さなくても答えてくれます。Sheetward では、ダッシュボードの内容をワークブックに一度書いておけば、あとはアプリが最新のデータで表示し続けます。
ダッシュボードは、ワークブック内の `Report_` シートから生成されます。すでに Excel や Google スプレッドシートで作成している App Specification と同じものです。Sheetward はそのシートを読み取り、アプリの中に KPI タイル、チャート、操作できるピボットを組み立てます。
最初のダッシュボードを作る
- ワークブックに `Report_<name>` という名前のシートを追加します。たとえば
Report_Spendingです。そこに、ダッシュボードに表示したいウィジェットを書きます。 - アプリタイルで アプリを変更 をクリックし、ワークブックをアップロードします。Sheetward がダッシュボードを含めてアプリを再生成します。
- アプリの ダッシュボード を開いて、絞り込み、ドリルダウン、ウィジェットのサイズ変更や並べ替えを試します。
ダッシュボードには何を置けますか?
ダッシュボードはウィジェットでできています。ウィジェットはダッシュボードの構成要素で、Report_ シートで 1 つずつ定義します。Sheetward は次のウィジェットに対応しています。
| ウィジェット | できること |
|---|---|
| measures | 他のウィジェットから使える計算メジャーです。合計や税抜金額などを定義します |
| kpi | 「今四半期の支出合計」のような、数値を大きく見せるタイルです |
| filter | ダッシュボードの絞り込み条件です。閲覧者が部門・取引先・月などで範囲を狭められます |
| chart | データのチャートです。line、bar、pie、donut、area の種類に対応しています |
| pivot | Excel のピボットテーブルと同じ感覚で、切り口を変えながら分析できる、操作型のピボットテーブルです |
| table | レコードをそのまま一覧表で表示します |
pivot ウィジェットでは、閲覧者が rows、columns、measures を自分で選び、メジャーの計算方法も選べます。
| 計算方法 | 表示される値 |
|---|---|
| sum | 値の合計 |
| average | 値の平均 |
| minimum / maximum | 最小値または最大値 |
| median | 中央値 |
| count | レコードの件数 |
| distinct count | 異なる値がいくつあるか |
ダッシュボードを増やす
1 つのアプリに複数のダッシュボードを用意できます。たとえば、支出用と取引先パフォーマンス用を分けて作る、といった形です。ダッシュボードごとに 1 枚のシートを用意します。
- ワークブックに `Report_<ダッシュボード名>` という名前でシートを新しく追加します。
- そのシートに、このダッシュボード用のウィジェットを定義します。
- アプリタイルで アプリを変更 をクリックし、ワークブックを選んでアプリを再生成します。
- アプリタイルをクリックし、ダッシュボード ボタンをクリックします。
- 新しいダッシュボードが、独立した タブ に表示されます。
知っておくと良いこと
- ダッシュボード上のすべてのウィジェットは filter ウィジェットに従います。「3月」や「倉庫B」を一度選べば、タイルもチャートもピボットも同時に絞り込まれます。
- ダッシュボードのレイアウトはアプリ内で編集できます。思いどおりの見え方になるまで、ウィジェットのサイズを変えたり並べ替えたりできます。
- ダッシュボードのビューは保存できます。レイアウトとナビゲーションの状態がそのまま残るので、次に開いたときも同じ見た目です。
- 1 つのアプリに作れるダッシュボードの数は、ご利用の Sheetward プランの上限によって決まります。
- ダッシュボードはチームの言語で表示できます。ウィジェットラベル の訳語を Translation_ シートに用意しておくと、Sheetward が閲覧者の言語で表示します。