AIでアプリを作成・更新する
更新日 Aug 9, 2026
アプリを手に入れるために、アプリ仕様ワークブックを一から手作業で組み立てる必要はありません。必要なものを普段の言葉で説明すれば、AIアシスタントがワークブックを書き起こします。あとは内容を確認して承認するだけで、Sheetwardがアプリを構築します。
変わらない点が1つあります。Sheetwardのアプリは、常にアプリ仕様ワークブックから生成されます。同じワークブックからは、いつでも同じアプリができます。AIがアプリ自体を構築することはありません。AIはワークブックの作成を手伝うだけです。AIが作成したものも、Excelで手作業で作ったワークブックとまったく同じレビューステップに進みます。
どのアシスタントを使いますか?
| アシスタント | 使う場面 | 何をするか |
|---|---|---|
| AIで下書き作成 | 新しいアプリを作るとき | 説明した内容から、新しいアプリ仕様ワークブックを作成します |
| AIで修正 | 既存のアプリを変更するとき | アプリの現在の仕様を編集します。適用される前に、正確な変更プレビューを承認します |
| AIで再構成 | アップロードがブロックされたとき | ワークブックが仕様ではなく作業データを含んでいる場合に、明示的な同意のもとで仕様に作り直します |
下書き作成・修正・再構成は、いずれもプランの月間枠のAI作成1回としてカウントされます。追加で作成する言語ごとに、さらに1回加算されます。現在の消費状況は、ワークスペースの使用状況メーターで確認できます。
説明を上手に書くコツ
次のコツは、3つのアシスタントすべてに共通します。
- フィールド名を挙げる — 「詳細: A、B、C」のように書きます。挙げなかった項目はAIが推測します。推測はすべて「仮定」として一覧表示されるので、確認できます。
- リストの値はその場に書く — 「部門のリスト値: 財務、人事、…」と書くと、
List_シートになり、ドロップダウンの選択肢になります。 - 必須項目・キー・自動生成項目を明示する — これらは
Rules_行になります。「適切なメッセージを付けてください」と依頼すると、既定のエラー文の代わりに独自のメッセージが設定されます。 - 計算は普段の言葉で説明する — 「金額 = 数量 × 単価」「合計は行金額の合計」は
Formula_行になります。 - ダッシュボードが欲しいときは依頼する — ダッシュボードは依頼したときだけ作成されます。「…を含むダッシュボードを入れてください」と書くと、
Report_シートが作成されます。 - 追加言語を指定する — 「ドイツ語、日本語を追加言語としてサポート」。対応言語はドイツ語・日本語・アラビア語です。追加言語1つにつき、AI作成が1回加算されます。
- 自分の言語で書く — 仕様そのものは常に英語で作成されます(すべてのアプリのベース言語です)。説明をドイツ語・日本語・アラビア語で書くと、その言語が自動的に追加され、完成したアプリは書いた言語でも表示されます。
AIで下書き作成 — 新しいアプリを作る
新しいアプリでAIで下書き作成を選び、アプリの説明を書いて名前を付けます。名前は必須で、ダウンロードできるワークブックのファイル名にもなります(「<アプリ名> Specification.xlsx」)。
シンプルなものから本格的なものまで、9つのサンプルプロンプトを紹介します。
1 · 学生リスト — フォームが1つだけのシンプルな名簿。
プロンプト: 「学生リストを作成してください。詳細 – 学生名、学年、性別、年齢、州、写真。」
できあがるもの: 適切な型が付いたフィールドを持つ1つのフォーム(年齢は数値)。写真は実際の画像アップロードフィールドになります。メディアの種類はフィールド名から判断されます(photo、picture、avatar → 画像。video、audio、document も同様です)。
2 · 予算 — ドロップダウンの元になるリスト。
プロンプト: 「予算アプリケーションを作成してください。詳細 – 年、部門、予算項目、予算カテゴリ、予算($)、前年度実績($)。部門のリスト値 – 財務、人事、購買、倉庫、全社。予算カテゴリのリスト値 – 資本、マーケティング、保守、特別プロジェクト、運営、全社。」
できあがるもの: List_DepartmentシートとList_Budget Categoryシートができ、ドロップダウンの選択肢になります。2つの$フィールドは金額型になります。
3 · 経費トラッカー — 自動採番と、メッセージ付きの入力チェック。
プロンプト: 「経費トラッカーを作成してください。詳細 – 経費ID、説明、日付、経費カテゴリ、金額。経費IDは自動生成します。経費カテゴリのリスト値 – 家賃、住宅ローン、車、保険、食料品、公共料金、娯楽、旅行、寄付、その他。日付が未来の日付でないことを確認するチェックを追加してください。説明、日付、金額は必須フィールドです。すべてのエラーに適切なメッセージを付けてください。」
できあがるもの: 自動採番される経費ID(レコードキー)、独自メッセージ付きの必須ルール、未来の日付を禁止するチェック、カテゴリのドロップダウン。
4 · 発注書 — ヘッダーと明細行、そして計算フィールド。
プロンプト: 「発注書アプリケーションを作成してください。各POには、PO番号、仕入先、注文日、ステータス(下書き/送信済み/受領済み)があります。明細行には、品目、数量、単価があります。行の金額を数量×単価として計算し、PO合計を行金額の合計として計算します。PO番号は1000から始まる自動生成です。仕入先はリストから選びます: Acme Supplies、Globex Trading、Initech。注文日は既定で今日の日付とし、必須にします。」
できあがるもの: 2セクション構成のフォーム(ヘッダー + 明細行のテーブル)、金額とPO合計をその場で計算する数式、1000から始まる自動採番、既定で今日の日付が入る注文日。
5 · ダッシュボード付きの請求書 — ダッシュボードは依頼したときだけ。
プロンプト: 「請求書アプリを作成してください。各請求書には、請求書番号、顧客、請求日、支払期日、ステータス(下書き/送信済み/支払済み/期限超過)があります。明細行には、説明、数量、単価、金額があります。行の金額と請求書合計を計算します。支払期日は請求日より前にできません。月次売上トレンド、顧客別売上、請求書件数のKPIを含むダッシュボードを入れてください。」
できあがるもの: 発注書の例のすべてに加えて、ダッシュボード(KPI、月次トレンドチャート、顧客別の内訳)。ダッシュボードに追加費用はかかりません(プランのダッシュボード枠が適用されます)。
6 · 多言語アプリ — 指定した言語は追加で加算されます。
プロンプト: 「スナック在庫アプリを作成してください: 品目、カテゴリ(チップス/キャンディ/飲料)、数量、単価。数量は必須で、0以上とします。ドイツ語、日本語を追加言語としてサポートしてください。」
できあがるもの: ドイツ語と日本語のラベルが入ったTranslation_Appシートと、翻訳されたドロップダウンの値。消費: AI作成1回 + 言語ごとに1回 → このプロンプトでは3回。
7 · ドイツ語で書いたプロンプト — 自分の言語で書けます。
プロンプト: 「Erstelle eine Spesen-App. Formular 'Spesenabrechnung' mit den Feldern: Mitarbeiter, Datum, Kategorie (Reisen, Verpflegung, Büromaterial), Betrag, Beleg (Foto) und Bemerkungen. Der Betrag muss größer als 0 sein; Mitarbeiter und Datum sind Pflichtfelder.」
できあがるもの: 仕様は英語で作成されます(Employee、Date、Category、Amount、Receipt、Remarks)。説明がドイツ語で書かれているため、ドイツ語が自動的にアプリの言語として追加されます。指定は不要です。Receipt(Foto)は画像フィールドになります。消費: AI作成2回(1回 + 自動追加されたドイツ語の1回)。
8 · 作業指示書 — 他のフィールドの内容によって変わるルール。
プロンプト: 「作業指示書トラッカーを作成してください: 作業指示書番号(自動生成)、機械、報告日、優先度(低/中/高)、ステータス(オープン/進行中/完了)、完了日、メモ。ステータスが「完了」の場合、完了日は必須で、報告日より前にはできません。」
できあがるもの: 条件付きルール(ステータスが「完了」のときだけ完了日が必須)と、別のフィールドと比較する日付チェック。
9 · あいまいな一言 — 推測はすべて確認できます。
プロンプト: 「小さなベーカリーを管理できるものが欲しいです。」
できあがるもの: 無理のない、最小限の下書き。AIから質問を返すことはありません。推測した内容(どのフォーム、どのフィールド、どのリストか)はすべて仮定パネルに記載されます。その場で修正する、作り直す、Excelでワークブックを仕上げる、のいずれもできます。
AIで修正 — 既存のアプリを変更する
アプリのアプリを変更ダイアログを開き、AIで修正を選びます。短く、対象を絞った変更リクエストが最適です。AIはアプリの現在の仕様を編集します。どのフィールドが追加・削除されるかを示す通常の変更プレビューを承認してから、変更が適用されます。
変更リクエストの例:
- 「発注点フィールド(必須、0以上)と仕入先フィールドを品目フォームに追加してください。」
- 「割引%フィールドを明細行に追加し、金額の計算に含めてください。」
- 「カテゴリ別の支出と月次合計を含むダッシュボードを追加してください。」
- 「ステータスの値を「オープン」と「クローズ」に変更し、メモを任意入力にしてください。」
- 「日本語もサポートしてください。」 — 日本語の翻訳を追加し、AI作成1回 + 新しい言語の1回が加算されます。アプリがすでに持っている言語の維持に費用はかかりません。多言語アプリでも、通常の修正はAI作成1回のままです。
AIで再構成 — ブロックされたアップロードを直す
プロンプトは不要です。ワークブックが仕様ではなく作業データ(たとえば、今月の実際の経費)を含んでいると、アップロードがブロックされることがあります。そのときは、エラーパネルにAIで再構成が表示されます。
これは、ファイルの内容をAIに送信する唯一のアシスタントです。そのため、最初に明示的な同意を求めます。個人情報に見える値(メールアドレス、電話番号、カード番号)は、送信前に取り除かれます。再構成された下書きでも、実在しそうな値は一般的なサンプル値に置き換えられます。その後は、ほかの下書きと同じように通常のレビューに進みます。
任意のメモ欄には、短い補足を書けます。例:
- 「どの顧客に未回収の金額があるかを管理したい。シートには顧客、担当者、未払い額が並んでいます。」
知っておくと便利なこと
- 承認するのは必ずあなたです。 下書き・修正・再構成は、アップロードしたワークブックと同じチェックを通り、レビューステップに進みます。あなたの承認なしに、作成も適用もされません。
- ワークブックはいつでもあなたのものです。 「<アプリ名> Specification.xlsx」はいつでもダウンロードできます。Excelで仕上げて、通常のワークブックと同じようにアップロードできます。
- 消費状況はいつでも確認できます。 プランの月間AI作成枠は、ワークスペースの使用状況メーターに表示されます。下書き・修正・再構成はそれぞれ1回としてカウントされ、追加で作成した言語ごとに1回が加算されます。