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Sheetward ユーザーガイド

Excel / OpenDocument ワークブック(または Google スプレッドシート)を、フォーム・検証・ルックアップ・インポート/エクスポートなどを備えたマルチユーザー Web アプリに変換します。

ワークブックの構成はじめに

ワークブックそのものがアプリ仕様です。各シートは 1 つの役割 — フォーム、ドロップダウンのリスト、ルールのまとまり — を担い、シート名の接頭辞がその役割を Sheetward に伝えます。各タブ名は次のいずれかで始めてください:

ワークブックは英語で作成してください。英語はアプリの基本言語です。そのため Form_ シートのフィールドラベル、セクションマーカー、ルールのテキストは常に英語のままで、翻訳されません。他の言語は後から、次の 2 か所にだけ追加します:Translation_ シート(フィールドラベルと検証メッセージ)と、List_ シートの言語列(ドロップダウンの値)です。この仕組みにより、1 つのワークブックでアプリが提供するすべての言語に対応できます。
シート名の先頭生成されるもの
Form_<Name>データ入力フォーム — 経費精算、発注書、勤務表など。各 Form_ シートは、アプリ内でそれぞれ独立したページになります。
List_ / Master_ / LOV_ドロップダウンフィールドの選択肢を供給するルックアップテーブル(マスターデータ)— コストセンター、部門、仕入先など。
Rules_ / Rule_ / Validation_入力内容のチェック — 必須フィールド、最小値・最大値、有効な形式など(下記「ルール」を参照)。
Formula_ / Formulas_ / Logic_アプリがリアルタイムに計算するフィールド:四則演算("hotel + meals")、明細の集計("sum of hotel from LINE ITEMS" — count や average も使えます)、はい/いいえを返す IF ロジック。明細の数式では HEADER のフィールドも使えます。下記「数式」を参照してください。
Info_アプリについての自由記述メモ — 目的、使い方、連絡先など。アプリのヘルプガイドの先頭に表示されます。
Translation_アプリのフィールドラベル・ドロップダウン値・検証メッセージについて、あなたが用意する言語ごとの翻訳。
Report_ / Analytics_ダッシュボード — アプリのレコードからリアルタイムに作られる KPI タイル・グラフ・ピボットテーブル(「ダッシュボード」を参照)。
AI_HistoryAI オーサリングの記録として Sheetward 自身が書き込むログ — 各プロンプトと日時、種類(AI でドラフト作成/改訂/再構成)、作成者。あくまで履歴であってアプリの一部ではありません。何も生成せず、削除しても構いません。

どこでも読みやすいマスターデータ(List_):最初の行は列見出し、最初の列はレコードに保存される ID です — 短く安定した値にしてください(CUST-001)。そのすぐ隣に名前または説明の列を置きましょう。そのテキストが選択時にドロップダウンに表示され、印刷したレコードでは 2 つが ID - 説明 として並びます — 保管される印刷物が素のコードではなく「CUST-001 - Acme Corp」と読めるようになります。ID 列だけのリストも引き続き使えます。その場合は値が単独で表示されるだけです。

ヘッダーと明細:1 枚の Form_ シートに、ヘッダーセクションと繰り返しの明細テーブルを収められます。発注書を思い浮かべてください — 注文情報は 1 組、品目の行は複数です。Sheetward は両者を自動的にリンクし、エクスポートとインポートでは Record ID 列を通じてそのリンクが保たれます。

セクションマーカー:ドキュメント型のレイアウトでは、HEADERLINE ITEMS を独立した行に置いて、次に何が続くかを示します。HEADER の下にはラベル/値のペアを書きます — 複数のペアを横に並べても構いません。LINE ITEMS の下では、次の行がテーブルの列名になります。その上にタイトル行があっても問題ありません。マーカーの文字は、ルールシートやロジックシートの Section 列が指す名前にもなります。LINE TOTALS ブロック(ドキュメント合計)はヘッダーと一緒に保存されます。1 つのフォームには複数の明細グリッドを置けます — ただし各グリッドには、LINES または LINE ITEMS で終わる、すべて大文字の見出し行がそれぞれ必要です。見出しのない 2 つ目のグリッドがあると、修正するまでアップロードが止まります(フォームのレイアウトを参照)。

長いフォームには複数のセクションを:20 個のフィールドが切れ目なく 1 列に並ぶと、読みにくく、入力もしづらくなります。そこで、1 枚のシートには複数のヘッダーセクションを置けます — 上限は後述の 6 セクションです。各ブロックに大文字の見出し行 — IDENTIFICATIONWARRANTYLOCATION — を付ければ、アプリはシートの順序どおりに、ブロックごとに 1 枚のカードを描画します。グループ化したフォームには 2 つのルールが適用されます:見出しはすべて大文字にすること、そして同じ見出しを繰り返さないことです。グループ化はレイアウトだけの話で、フィールドは変わらず 1 つのレコードとして保存されます。そのため、エクスポート・インポート・ルール・数式はこれまでどおり動きます。セクションのタイトルは Translation_ シートから翻訳できます。

フォーム名:最初のマーカーの上に見出し行 — たとえばセルを結合して中央揃えにした "Travel Expenses" の 1 行 — を置くと、それがフォームの表示名になります。なければ、Form_ に続くシート名がそのまま名前になります。Form_ シートを複数追加すると、それぞれがアプリ内で独立したページになり、最初のシートがアプリを開いたときに表示されるページになります。

アプリについて(Info_):Info_ という名前のシートを追加し、自由記述のメモ — アプリの目的、使い方、連絡先など — を書きます。その内容は、生成されたアプリのヘルプガイドの先頭でユーザーを迎えます。各行は 1 行として表示され、空行は段落の区切りとして保たれます。書式も引き継がれます:セルの太字斜体(セル内の一部の語だけでも)は強調表示になり、簡単な Markdown — ## 見出し- 箇条書き[リンク](https://…) — も使えます。さらに country:currency:locale: の行(例:country: DE)でアプリの地域を指定でき、アプリの地域設定の初期値になります。

翻訳(Translation_):アプリのフィールドラベル・ドロップダウン値・検証メッセージを複数の言語で表示したいときは、Translation_ シートと、List_ シートの言語別の列を追加します。詳しい手順はローカリゼーションのトピックにあります。

サイズの上限上限
ワークブック内のシート数30
1 枚の Form_ シートのセクション数6
1 枚の Form_ シートのフィールド数(全セクション合計)50
各シートの行数200
各シートの列数40

サイズの上限:アプリ仕様ワークブックに含められるシートは最大 30 枚、各 Form_ シートはセクション最大 6 個・フィールド合計最大 50 個までです。シートは 200 行・40 列が上限です。